いや、あそこは別に品揃えのいい場所というわけではないのだが。
今日のコラムはTRPGゲーマーの体力と倦怠期のお話。
葛藤を含めて、TRPGの資源管理は緊迫感を強いるしストレスの溜まるものです。
現行のTRPGで資源管理を強いる場面と言ったら戦闘と迷宮歩きなんですけど、『セブンフォートレス・アドヴァンス』や『アリアンロッドRPG』でずっとランダムダンジョンをプレイし続けると、キャラクター1人というシビアな条件だけに同じ時間だけ『ウォーハンマー(ミニチュアウォーゲームの方)』をプレイしている以上に疲れます。
昔は『D&D』、『T&T』、『ウィザードリィ』といった迷宮歩きメインのゲームを何時間もぶっ通しでプレイすることにゲーマーとしての男意気があったもんですけど、さすがに僕も30歳手前なので少しキツいし、40代以上のプレイヤーにとっては拷問に等しい行為でしょう。もう5年もすれば40代のウォーゲーム出身世代も更年期障害が出るでしょうし、「健康のためにダンジョンプレイは慎んでください」と言わざるを得ない状態に入ることは間違いありません。
TRPGのプレイは通例最低3時間、多くて7〜8時間かかるし、高齢化が進む(前世紀からプレイし続けている)TRPGゲーマーにとっては、そんな長時間テンション高めでプレイすることなんて体力的に無理になってきてると思います。
だからなるべく体力の使わない方向で持っていくのは1つの方向性だとは思います。
かつては資源管理が特に必要のないアドベンチャーパート…GMのシナリオを読み解く場面がそうしたストレスから解放される「ダレ場」でもありました。本来なら合間に休憩を挟むのがいい手段なんですけど、せっかく上がったテンションが下がることにもつながり、キャラクタープレイなどを期待するGMにとってはちょっと勘弁してもらいたいところ。
「ダレ場」の基本は頭を使わないことです。
シナリオを読み解くと言っても、『サタスペRemix+』みたいな情報収集も資源管理するゲームを除いては、大抵がGMの活弁を受け答えしてればいいだけのこと。村の寄り合いじゃないけど、プレイヤー衆は自分勝手にべちゃくちゃ喋ってれば、GMはプレイヤーの意を汲んだ展開をしてくれます。
実際、アドベンチャーパートなんてそのレベルです。
だけど僕なんかは逆にのんべんだらりとしたプレイが堪らなくじじむさくて、こんな老人臭のするプレイ環境なんかやってられるかと飛び出した男ですから、少しはピリっとしたゲームはできないかと気を揉んでいるところです。
倦怠期に入ったサークルなんかだと、「ゲームをやろう」という目的意識もなく、集会所に集まるお年寄りみたいに、ただお友達の無事が確認したいがために集まるゲーマーってのが多くなります。
そういう人たちはTRPGの会場なのに、勝手にアニメグッズを広げたり漫画を読んだり、トレカを見せっこしたりして、外来のお客さまに悪しき偏見を持たせるようなダレぶりを見せます。
しかも友達の顔見るのがメイン活動だから、なかなか卓分けには応じない。どのゲームをやりたいかを自己申告することなく、大抵が人数合わせに回されるか、下手するとTRPGもせずに部屋の片隅で寝たりダベってたりする。いわんや、勝手にTCG卓(ダレ場スペース)を設けて会場を圧迫するなんて不届きなこともします。
もちろん、こんな士気の低いプレイヤーと同席してもちっとも楽しくありません。
少なくとも、自分たちがある程度は期待感を持って興味津々で参加しているものを、かくもつまらなそうにプレイしている人がいて、しかもそいつは自分と時間を共有している…。
こいつら、アンデッドです。
力みすぎると健康に害するし、ダレすぎると倦怠するプレイヤーが害を成す。
この匙加減…どうにかせんことにはTRPGより先にTRPGゲーマーの方が廃物扱いになるでしょう。
いや、体力的についていけへん奴、倦怠期でやる気ない奴は容赦なくプレイ環境から駆逐した方がいいって意見もあるけど、そいつらが残った体力もモチベーションもある貴重なゲーマーを攻撃しはじめたら厄介なんで。






