2007年01月06日

謹賀新年 〜2007年のTRPG始め〜

 新年あけましておめでとうございます。
 皆様は元旦いかがお過ごしでしょうか。
 僕は去年と同様、1歳の姪たちをはじめとした一族が実家に揃い、家の電気が老人衆と姪たちの暖房に回されてしまったがために、夜間テレビを観るために暖房も照明も禁止された自室でなんともな正月を過ごしました。
 つーかコミケ疲れ。お笑いウルトラクイズを観たら寝てました。

 そんでもって3日にT&Tをプレイ。
 久しぶりにダンジョンをGMとして満喫してきました。
 とにかく僕としてはもうゴブリンとかゴブリンとかゴブリンとか出せて本当に幸せでした。ええ、ゴブリンのいないダンジョンなど塵1つ落ちていない大掃除後の清涼な神殿でも歩いているようなものです。ダンジョンを魅力的に不浄たらしめているのはゴブリンあればこそなのです。
 
 外国産TRPGともなると、ことにゴブリンの説明欄は『D&D』であれ、最近新版が出た『ウォーハンマー』であれ、これでもかと云わんばかりの卑怯・下劣な連中として紹介されています。一方国産のTRPGだと小さな小鬼であるという程度に抑えられており、外国産ほどにどぎつい連中とは感じられません。
 そもそも日本ではコンシューマーRPGが浸透しきっているし、モンスターの扱いは外国以上に「戦闘の駒」としてドライに認知されているからかもしれません。とみにF.E.A.R社のTRPGともなるとモンスターが出てこないシナリオにもよく出くわします。「陰謀と宿命の対決」「魔王と勇者」が主題にされがちなF.E.A.Rのゲームでは、ラスボスと黒幕を一緒にすることでシナリオの整合性をつけるべく、戦闘とくればシメの黒幕NPCとの決闘です。
 要するに、シナリオ上のドラマはPCとNPCとの間でつけられており、モンスターは障害物に過ぎないってのが正直なところでしょう。

 云ってしまえば、ドラマ性を重視すればGMの扱うものには配役としての必然性が求められるようになり、結果としてドラマの登場人物としてふさわしい、シナリオに絡む動機のある「人間」ばかりが登場するようになってしまいます。こうなるとワンダリングモンスターなんかはドラマを阻害するだけとして排除される運命にあるかもしれません。
 なんかファンタジーの名を借りたサスペンスです。

 ……いや、なんか国産TRPGだと悪役NPCテンプレートを用意すればモンスターなんかなくてもいい存在になりそうな感じがして不安を感じたのですよ。
 
 そんなわけで、3日のセッションは「価値なんかわからないけど、人間たちがありがたがっているから、俺たちも持っていると偉くなったと思う」という理由で略奪した財宝を取り戻すべく洞窟に潜ったパーティ一行は、便衣兵さながらに「まともに戦わない」ゴブリンたちの卑劣極まる所業に手を焼くことになります。

ゴブA「お前行けゴブ」
ゴブB「いや、お前が行けゴブ」
ゴブC「おりは嫌ゴブ。お前が行くゴブ」
ゴブD「いやいや、お前が行くゴブ」

……。

ゴブB「よし、おりが行くゴブ」
ゴブC「いや、おりに任せてくれゴブ」
ゴブD「いやいや、おりが行くゴブ」
ゴブA「待て、やっぱりおりが行くゴブ」
B・C・D「どーぞどーぞ」

 ……なんで受けたんだろ。
posted by 回転翼 at 09:01 | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする