この写真を見てください。
これは2004年4月に開催されたレッスルマニア20終了後、次に開催されたRAWにおいて入場するクリス・ベノワ選手を撮影したものです。観客席から撮った写真ではよく分からないんですけど、前日のWM20にてベノワはHHH、ショーン・マイケルズとの三つ巴戦を制し王座を獲得したばかりで、腰には世界ヘビー級王座のベルトを巻いています。
WM20はプロレスの聖地、マジソン・スクエア・ガーデンで行われた記念興行でした。そのメインを勝利で飾ったベノワは、親友であり同日SMACKDOWN王座(WWE王座。WWE
は当時2リーグ制で王座も2つあった。現在は3リーグ)を防衛したエディ・ゲレロと抱擁する感動のフィナーレを見せてくれました。
ちなみに、これは翌々日に行われたSMACKDOWNでのエディ。
この両名、いずれも日本のジュニアヘビー級を牽引した名選手であり、小柄ながら磨きぬかれたプロレスを魅せる本物として日本のプロレスファンにとってはとても評価の高い選手でした。
だが、以前お伝えした通りエディは翌年に死去。
そして、今月22日に……。
クリス・ベノワ死去。
40歳。
無理心中だそうです。
言葉もありません。
翌日の写真を掲載しているということは、当然ながらWM20もはるばるニューヨークに行って観戦しました。あの紙吹雪が乱舞する現場に僕はいました。マジソンは照明が薄暗く、写真はほとんどがピンボケでした。つーか、ラストは紙吹雪で撮影不可能でしたけど。
言ってしまえば、この僕がWWEを観てたのもこの両名が好きだったからであり、この2人が観たいがためにアメリカくんだりまで行ってしまったわけです。
もちろんTRPGも買い漁りましたけど。
その両翼を失ったわけで、これから先WWEを観続けるかどうか定かではありません。今はもう知らない選手ばかりで。
クリス・ベノワ選手のご冥福を心よりお祈りします。
そして、馬鹿野郎……。






