平成19年度版、『学園ぱらだいす』といった趣ですが、全体として学園物アニメにありがちな、ちょっと個性的な生徒が割拠する学園物のようですね。システムとしては独創的な要素は少ないので、ぶっとんだとまではいってないのがちょっと残念。
ただ、こんなヲタクが市民権得ているような学園生活を送っていない僕としては隔世の感ありです。
ちなみに、クラスメートNPCとしてアニメキャラのそっくりさんを出すのは学園物を盛り上げる有効手段と見ていいでしょう。学園物は人間関係がキャラクターの能力以上に大事な要素だと僕は考えています。
前々回記事、TRPG攻略対策・中編が説明不足な所、冗長だった所と、何かと満足の行く出来ではなかったので書き直しました。こういうことは論考Blogでは滅多にないことでしょうけど、ご了承ください。
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僧侶型攻略法は盗賊型攻略法とともに、シナリオ解決の手段を「GMとの対話」に求める。
僧侶型プレイヤーはロールプレイよりもリアルプレイ(遊び手本人のゲーマーとしての立場、思惑)を尊重する。謎解きや交渉、戦闘など遊び手本人の才能が活かされる場面を好む反面、酒場での盛り上がりなど無害なロールプレイで楽しむ場面はあまり好きではない。
僧侶型プレイヤーを分類すると、GMの幇助に積極的で、シナリオ展開を予測してパーティを牽引しようとするプリースト型と、パーティの議事進行役としてロールプレイを制御しようとするシャーマン型の2種類が存在する。
調整を目的として対話を試みるプリースト型プレイヤーはGMに協力的である。強いリーダーシップを発揮してシナリオ進行を幇助する他、システム面でのアドバイスなどサブマスターとしての役割も買って出る。
GMからすれば役立つ人間であるが、強いリーダーシップが時として専横となる危険がプリースト型プレイヤーにはある。僧侶型プレイヤーは典型として古株の遊び手に多く、卓上で一目置かれることに腐心している。彼がTRPGに望むのは年長者、古強者としての敬意を得ることであり、セッションの成否は自らを彩る名誉の一端に過ぎない。
プリースト型プレイヤーにとって一番名誉なのは、シナリオを読み解き、GMの期待通りの解決策を提案することである。そのためにGMとのワンツーマンな展開をすることがあり、他のプレイヤーの自主性を損害することもしばしある。だが、最終的には勝利者ではなくキングメーカーとして他の遊び手に華を持たせることも多く、結果として卓の遊び手全員から敬意を得る。
セッションの出来不出来を、GMではなく僧侶型プレイヤーに求めるようになったら彼・彼女にとって成功である。
もちろん、僧侶型プレイヤーの実力が見掛け倒しである場合もある。セッションの円滑な進展のためのリーダーシップが自己目的化してしまった者は黒化してダークプリースト型プレイヤーとなる。プリースト型が幾多の成功や仲間の信頼に驕って黒化するケースは多い。
シナリオの読み解きを推理ではなく、GMへの執拗な尋問や揚げ足取りで得ようとし、GMの幇助を忘れて自分勝手に振舞うなど横柄な態度を取る者や、調整などできないのにリーダーシップだけは求める無責任な者もいる。
一番白けさせるのは、勝手にシナリオを予想してタネ明かし・批評を始めたり、自らの見識を披露してGMや他の遊び手、あるいはデザイナーを嘲笑したりするスカした態度を取ることである。
プリースト型プレイヤーは増長すると他の遊び手を軽蔑する傾向があるので、GMは彼が謹厳に努めを果たすようきちんと責任ある言動を取らせることが必要である。プリースト型プレイヤーは他の遊び手に対する責任感の有無で黄金にもゴミクズにもなるので、GMは看過してはいけない。
シャーマン型はプリースト型とは打って変わって謙虚な物腰である。積極的にシナリオ展開を牽引することもなければ、サブマスター的役目を買って出ることもしない。
彼・彼女のすることは、ただ「真面目にシナリオを進める」ことのみである。シャーマン型プレイヤーにとってTRPGのシナリオとはパズルを解くようなもので、正解を導き出す知的好奇心を楽しみとしている。
シャーマン型はプリースト型と違って勝手な読み解きをせず、できる限り質問をする。情報収集にも熱心だが、キャラクターの技能やコネを動員するよりも、地道にNPCに聞き込みをする方を好む。とにかく、シナリオ解決に直結する行動を取る傾向があり、ロールプレイはその分おろそかになりがちである。
逆に、他の遊び手が笑いを取ろうと脱線したロールプレイをしてたりしたら、盛り上がる一同を遮ってでも軌道修正しようとする。彼・彼女にとって、脱線して盛り上がることは、皆を楽しませようとシナリオを用意してくれたGMに失礼なことに思えるためである。
シャーマン型プレイヤーは律儀で誠実な気質の者がなりやすく、GMとプレイヤーとに主客関係を引いてしまう癖がある。その性質がシナリオをスムーズに進める潤滑剤になることもあれば、円滑すぎて何の盛り上がりもなくシナリオを解決してしまうこともある。
シャーマン型プレイヤーは調整役としては優等生なのだが、控えめな性質が災いして遊び手としての印象が薄くなるのが問題である。悪く云えば、誰でもできる役目であり、最も忘れ去られるタイプである。
彼・彼女は単体にさせると埋没して、キャラクターがどこにいるのかも分からない状態になりがちなので、ロールプレイが派手で脱線の多い遊び手と組ますのも手である。
僧侶型プレイヤーは総じてシナリオを掌握し、自分のペースで進めることに専心する性質があるので、GMとしては退屈なセッションにならないように、適度にダレ場を用意する必要がある。






