この記事は後日の記事によって本文に書き直しがされています。この記事自体は書き直し前ですので、作者としては没記事であり現在の意見とは異なる箇所もございます。よろしくご了承ください。
TRPG攻略対策・中編Ver.2
『とらぶるエイリアンず』購入。
僕がいつぞや言っていた人狼型TRPGの嚆矢と云えましょう。嘘の記述が許されるキャラクターシートと裏キャラシーの存在、対立する個人目標、正体を悟られるか否かで増減するプレイヤー経験値など、ゆるい外見に似合わず、中々手強い玄人向けのゲームかもしれません。
当分は「ぬいぐるみを持つ少女」をコテに勝ち抜く手段を考案せねば…。
今日はTRPG攻略法対策の中編。
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僧侶型攻略法は盗賊型攻略法とともに、シナリオ解決の手段を「GMとの対話」に求める。
僧侶型プレイヤーはロールプレイよりもリアルプレイ(遊び手本人のゲーマーとしての立場、思惑)を尊重する。分類すると、セッション全体の幇助に責任感を持っているプリースト型と、自らの衝動がままにセッションを掌握しようとするダークプリースト型が存在する。
調整を目的として対話を試みるプリースト型プレイヤーはGMに協力的である。強いリーダーシップを発揮してシナリオ進行を幇助する他、システム面でのアドバイスなどサブマスターとしての役割も買って出る。
GMからすれば役立つ人間であるが、強いリーダーシップが時として専横となる危険がプリースト型プレイヤーにはある。僧侶型プレイヤーは典型として古株の遊び手に多く、卓上で一目置かれることに腐心している。彼がTRPGに望むのは年長者、古強者としての敬意を得ることであり、セッションの成否は自らを彩る名誉の一端に過ぎない。
プリースト型プレイヤーにとって一番名誉なのは、シナリオを読み解き、GMの期待通りの解決策を提案することである。そのためにGMとのワンツーマンな展開をすることがあり、他のプレイヤーの自主性を損害することもしばしある。だが、最終的には勝利者ではなくキングメーカーとして他の遊び手に華を持たせることも多く、結果として卓の遊び手全員から敬意を得る。
セッションの出来不出来を、GMではなく僧侶型プレイヤーに求めるようになったら彼・彼女にとって成功である。
もちろん、僧侶型プレイヤーの実力が見掛け倒しである場合もある。ダークプリースト型はセッションの円滑な進展めためのリーダーシップが自己目的化してしまった者である。プリースト型が幾多の成功や仲間の信頼に驕って黒化するケースは多い。
シナリオの読み解きを推理ではなく、GMへの執拗な尋問や揚げ足取りで得ようとし、GMの幇助を忘れて自分勝手に振舞うなど横柄な態度を取る者や、調整などできないのにリーダーシップだけは求める無責任な者もいる。
一番白けさせるのは、勝手にシナリオを予想してタネ明かし・批評を始めたり、自らの見識を披露してGMや他の遊び手、あるいはデザイナーを嘲笑したりするスカした態度を取ることである。
僧侶型プレイヤーは増長すると他の遊び手を軽蔑する傾向があるので、GMは彼が謹厳に努めを果たすようきちんと責任ある言動を取らせることが必要である。僧侶型プレイヤーは他の遊び手に対する責任感の有無で黄金にもゴミクズにもなるので、GMは看過してはいけない。
また、ダークプリースト型は「勝つためなら何をしてもよい」というアメリカンマンチキンでもある場合がある。飴マンチは信頼も名誉もかなぐり捨てて、自分だけがゲームで得をすることに専心するので、彼・彼女に優遇は禁物である。一度わがままを許してしまったら際限はないと見てよい。
ダークプリースト型は不良ゲーマーかもしれないが、ゲームで憂さを晴らしたいという未成熟さゆえの甘えでもあり、ゲーマーとしては若い気質と云える。悪辣さに憧れているが、実際には思春期に似た情緒不安定であると云ってもよい。
彼に必要なのは知恵をすり潰し、数値的にも劣勢を強いられる本当の意味での難易度の高いシナリオなのかもしれない。






