2007年08月23日

廃鉱の村 〜コミケ72感想〜

 コミケ72行ってきました。
 その代償として足首を負傷、肩と背中が筋肉痛を起こし、首から下は満身創痍状態となりました。おっさんの体にはきついです。

 さて、今回も同人TRPGを何作か購入。
 いつもながら、リプレイ本に回すお金がないので同人TRPGシステムやサプリメント中心です。つーか、普段からリプレイとか買わないし。
 でも、それだと素通りで終わるサークルばかりになるのがは少し寂しいところ。昔に比べると、リプレイやシナリオ集のみのサークルがメインになっているって感はあります。とみに同人サプリメントはぐっと減ったでしょうか。

 そもそも、同人サプリの多くは海外TRPGの未訳サプリを翻訳したもの(価値は絶大)が中心なわけで、国産TRPGの場合は各サークルごとのオリジナルルールを集約した至ってローカルな代物。んで、それが例えば『ソードワールド』なんかに大戦格闘ゲームばりの必殺技を出せるシステムとか、もうバランスよりも思いつきで作ったっていう手作り感が結構面白いもんなんです。
 海外TRPGの場合はコアなサークルが地道に活動していますが、海外TRPGに対する裾野が狭まっている……未訳海外TRPGへの関心が少なくなっている現状では、同人を機に新たな発見は望み辛いと云ってもいいでしょう。

 国産の方に関しては、もう期待しない方がいいかも。
 ローカルルールの多くはHPで掲載できる程度の内容なので、そちらに移行したのが第一の理由でしょうけど、ローカルルールそのものの意義の低下や、それを同人にしてマーケットで交流しようという流れが断絶したこともあると僕は考えています。

 昔は井上純弌が『セーラーTORG』とか作ったり、岡田伸らのグループが『サイバーパンク2.0.2.0』の良質サプリや『ファイティングファンタジー』のGURPG版なんか出してたりしてましたけど、そうしたセミプロがプロになって同人TRPGからいなくなり、同人TRPGがアマチュアだけの世界になると、一気にローカル化した感があります。

 なんか、もうスルーしても何ら影響しないになってきました。
 昔は捨て置けない貴重な情報があちらこちらにあったんですけど、残念ながらリプレイやシナリオは基本的にはスルーしたって問題ないものです。

 読まなかったからって、僕のプレイ環境に一体何の差が生ずると云うのでしょうか? プロの作品でさえ参考程度なのに、先日まで縁なき他所様が内輪で催したゲームプレイの結果としてまとめられたに過ぎないリプレイやシナリオを意識せざるを得ない環境にあるというのでしょうか。

 なんか志という点で、コミケの中でも低迷しているジャンルかもしれません。TRPGより規模が小さい旅行とか趣味とかのサークルの方が、まだ知らない人に情報を提供しようという意志を感じます。

 つーか、どこのサークル行っても、
 「○○のリプレイです」
 なんて分かりきったことを判を押すように云う。
 そんなのは玄人なら一目瞭然なのだし、素人はそもそも該当システムもリプレイが何なのかも知らない。
 その後はこちらが切り出すまでだんまり。CRPGで街の入り口にいる「ここは○○の街だよ」というあのウザい町民と一緒で、味気ないにも程があります。漫画じゃないんだし、短い時間で要点を読みきれるわけないので少しはセールスしてほしいところ。
 エロ同人誌はエロがよければいいので売り子が素っ気なくても無問題ですけど、趣味系サークルがつまんなそうにしてるのは正直、購買参加者(「客」ではない)としては近寄りたくない空気漂ってます。

 暇で嫌気さしてるのは分かるけどさ。

 まぁ、逆に売り子2〜3名が「これ面白かったんだよな」「そうそう」と購買参加者置き去りにして盛り上がるのも勘弁してほしかった。引きました。思いっきり。

 結局、総体としてはコミケでのTRPGは至って地味かつ資源に乏しい「廃鉱の村」に成り果ててしまったのではという思いを新たにしました。
 この状態では、これからも他のジャンルの「ついで」として1時以降に覗くのが続きそうです。
ラベル:TRPG コミケ 同人
posted by 回転翼 at 09:01 | TrackBack(0) | TRPG雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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