2008年02月14日

TRPGの延長線上にTRPGの討論はあるのか

 TRPG LINKにきまぐれTRPGニュースを追加しました。
 最近活躍が著しいaccelerator氏のTRPG系ニュースBlogで、僕もよく利用させていただいております。
 あと、過去ログの件数を増大。

 今日はTRPGの討論についてちょっと気付いたこと。

 TRPGの原理、メカニズムに関する論考、討論はしばしば空転し、論客の疲労によって霧散してはまたぶり返されるという無限回廊の様相に陥りがちです。このループによってせっかく論じられた資産が実用性を失い、結果として討論自体が存在意義を失うことを危惧する人は1人2人ではないかと思います。
 討論と銘打っていますが、実際は有志座談会であり、何かプロジェクトを企画しているわけでも、会議後に総括声明を発するわけでもない。参加者は匿名で、討論相手との面識もなければ、討論結果が今後のプレイに影響することもない。言いたい放題かまして、相手の意見は黙殺した所で何ら問題はない…。
 その程度のものですから、影響力を持とうと思う方がどうかしています。
 「お前らが論議している問題は、俺様がとっくの昔に論破してるんだぞ」と口吻飛ばした所で、「そんなもん、誰も見ちゃいねーんだよ」で終わるのが関の山。正直、論客同士が意見交換して見識を深められればそれでよし、というものなのでしょう。

 ではTRPGの討論は役に立たないのか、無駄なのか。
 そこで有益を主張するか、無益を主張するかが常道ですが、僕はここに第3の道が存在するのではと考えています。すなわち、有益無益の問題ではなく、むしろ別の次元の基で繰り広げられているのではないのか…。

 楽しいから。

 RPG日本の鏡氏は著名なアマチュア論客であるが、彼などは討論そのものが楽しいと主張
したことが何度かあったような気がします。実の所、TRPGの討論はお互い何も賭けていない以上、総括・結論にこだわる必要がなく、むしろやり取りの妙を楽しむゲームに近い代物です。
 
 実は、普段TRPGで行っているトークゲーム(Conversation Gameとした方が正しいかもしれない)の延長線としてTRPGの討論があるのではないのか。いや、討論という舞台で論客をロールプレイするTRPGをしてはいないか…。
 それが今日言いたかった事です。TRPGのトークゲームのように、修辞の凝らしたうまい文章表現が上手なロールプレイのように評価され、物語を構築し共有することを楽しむように、討論することで議題を構築し共有することを楽しんではいないだろうか…。

 それが的を得ているのか、的外れなのか、僕はまだ解答を持ちえていません。
 だが、僕らTRPGの遊び手は有益無益の次元から遠く離れた、楽しむために積極的に対話し討論するTRPGのトークゲームを知っているし、各々がTRPGをバックグラウンドとしているはずです。
 その慣れ親しんだ環境のままに、討論というゲームを楽しんではいないか…。

 いかがなものでしょう。
 
タグ:TRPG
posted by 回転翼 at 09:01 | TrackBack(1) | TRPG雑記
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